その痛みすら心地よくて…

 最近日輪の後光をじっくりと読み直しました！

改めて読むと涙がじわっと出てしまった…

 愛だよね！あの2人の間には愛しかないよね！と思います。だって、本誌の柱にその痛みすら心地よくて…なんて書かれてしまったらどうしようもない。青子ちゃんを守った故に受けた痛みが、大事な大事な子を守った証なんだって、それをひしひしと感じて痛みさえも快感に感じてしまう。愛ですよね。

青子ちゃんかわいすぎです。とことん幼いのに勉強出来るし、肝心な所は普通の高校生より遥かに大人びていて、実は頭脳派なんだろうなぁと思います。勉学は勿論だけど、根本的に頭良いよね。トロピカルランドの時のデートも正攻法ではない。白馬くんや紅子ちゃんが本人に対しては正体を見破っていることを明確に言ってるのと対照的に、青子ちゃんは本人には決して伝えないでまずは自分で答えを出そうとする。今回ももしかしたら…？と疑いつつ直接的に言語化はしない。シリアスな展開になった時、青子ちゃんのこの性格はどうでるのかなぁ、と想像が広がります。私には皆目見当がついていないですが…

 先生が日輪の後光はバイクに乗った青子のこと、と言っていたのを聞いて水滴を垂らしました。快斗くんは自分の仕事、父親、青子ちゃん以外にあまり執着を見せないような気がしていて、前者２つと後者は対極にあるのではないかと。青子ちゃんがストッパー的な役割を果たしていると思うのです。そして、日輪の後光のように、最後に快斗くんを救済するのは青子ちゃんなのかなぁと思います。パンツめくりしたり、魚で脅したりとやってることはまるで小学生みたいに幼いのに、裏に潜んでいるものは一般的な大人のカップルよりもR味がある。性的な意味ではなく、救いようの無さが。コントラストが実に切ないです。ハッピーエンドじゃないと受け入れられない。どうか何としてでも幸せになってください！